CASE導入実績

開業3年目「何かを変えなければ未来はない」。
“とにかくやる=行動する”仕組みで
創業期の壁を壊す

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神経系ストレッチバイストKOBE 代表 八木 宏樹 様

設立 2024年3月5日 資本金 100万円
従業員数 2名
事業紹介 腰痛や肩こりなど、慢性痛に特化したストレッチ専門店。一般的な整体とは異なり、神経系の血流や可動域を改善するアプローチを採用し、柔軟性の向上や姿勢の矯正を図る。理学療法士の資格を持つトレーナーが症状や生活習慣に応じたプログラムを提供し、パーソナルトレーニングや自宅でできるケアのアドバイスを通じて健康を多角的にサポートする

経営初心者の課題解決に「絶対に必要な仕組み」

導入のきっかけを教えてください。

八木
一昨年にこの店をオープンし、初年度は順調だったものの、2年目に入って売り上げの雲行きが怪しくなり始めました。にもかかわらず、僕たちは理学療法士としての経験しかない。経営や集客の知識がないなかでどう対処すればいいのかわからず、やりたいことを形にできない状態が続いていました。 何かを変えない限り未来はない。僕たちに必要なのは、“釣った魚”を与えてもらうことでなく、“魚の釣り方”を教えてもらうことだと考え、「何でもいいから掴みたい」と、「すごい会議」のトライアルセッションを受けました。 結果、僕たちが知り得ない経営会議の進め方や意思決定の手順をマニュアル化した仕組みだと感じ、「事業を成功させるには「すごい会議」が必要だ」と、直感で導入を決めました。

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最大の課題は何でしたか。

八木
現在も重点課題として取り組んでいる、新規顧客の集客です。正直なところ、課題は山積みで何から手をつけていいかわからないような状態でしたが、未熟ながらも覚悟を決めて会議を開始しました。

「決めたことを期日までにやる」PDCAを促すシンプルな仕組み

これまでに、どのような成果が手に入りましたか。

八木
以前は、スタッフ間で意見が出ても行動しないまま終わることがほとんどでしたが、実際に行動して成果を検証できるようになったことが最大の変化です。結果、売り上げも少しずつ伸びています。 僕が思うに、アイデアをいつまでに実行するか、明確に期日を決めるようになったことがポイントです。「他の誰かがやるだろう」「そのままでいいか」と、曖昧にするのでなく、ゴールを明確に合意して期日を決める。シンプルながらも“決めて進める”重要性を知りました。

新規顧客獲得を始めとした売上改善のために、どのような解決策を実施しましたか。

八木
新規集客のために、「チラシを配ろう」「街中で声をかけてみるのはどうか」と、思いつく限りのアイデアを試しました。回数券の販売促進や新規顧客を紹介してもらうためのトークスクリプトを作成し、キャンペーンを実施。集客用の広告運用を自分たちでハンドリングするなど、試行錯誤できたことがよかったですね。 他にも、整体のメニューに加えてパーソナルトレーニングを導入し、サービスに付加価値をつけて顧客のLTV(ライフタイムバリュー)の向上を狙いました。トレーニングメニューは以前からあったものの正式にメニュー化できていなかったので、ルールを明確にしてお客様にご提案することで、新たな動きが生まれました。

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「すごい会議」の何が、以前との「違い」をもたらしたのでしょうか。

八木
「すごい会議」の仕組みそのものですね。目標を定めて役割と責任を決め、やるべきことをコミットメントリスト化して期日までに実行する。パフォーマンスを最大化する方法がマニュアル化されています。 自分たちが変わるために導入した会議なので、そのルールに沿って行動しない理由がない。ルール通りに動けば行動が生まれ、「違い」が生まれるのが「すごい会議」です。

「とりあえずやってみる」ことの価値。行動がなくては始まらない

「すごい会議」を導入したことで、どのような気づきがありましたか。

八木
とりあえずやってみることの重要性を実感しました。例えば、パーソナルトレーニングのメニュー化が100%完成していない状態でも、できる範囲で整理しながらお客様にご提案してみる。その結果、喜んでトレーニングを受けてくれる方もいらっしゃいました。 行動しない限りはどんなアイデアも机上の空論でしかなく、時間が過ぎるのは機会損失でしかない。完璧でなくとも進みながら形にしていけばいいという発見は、今後につながる学びでした。

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「すごい会議」の手法で気に入っているものがあればお聞かせください。

八木
自分たちでも取り入れやすいと思ったのは、ポストイットに一人ひとりの意見を書いて壁に貼りだしていく方法です。口頭で意見を言い合うだけだと途中の会話を忘れてしまうこともありますが、ポストイットに書けば形に残る。しかも、そのポストイットから選んで問題解決に取り組むことで、必ず何かが前に進みます。 コミットメントの進捗状況を週次で確認する会議の仕組みも効果的ですね。組織が拡大したときのマネジメントツールとして必ず役に立つはずです。

問われる覚悟。“変わる”ためにコーチがいる

「すごい会議」メンバーから「会議を辞めたい」という声も生まれたそうですね。それでも、八木代表が「すごい会議」を続けたいと思った理由をお聞かせください。

八木
何かを変えない限りうまくいかないことは確かなので、たとえ参加メンバーが減ったとしても、僕自身が経営者としての自覚を持って進むために「すごい会議」を続けると決めました。ここでやめたら、せっかく生まれた行動が失速してしまう。 スタッフが幸せに働く状態をつくるのが僕の役割なので、会議メンバーの離脱は僕の責任。自らの至らなさを痛感するからこそ、成果を上げてスタッフに還元できる状態にしていきたい。 どんな事業展開がこの組織の持続可能な成長に役立つのか。新規事業に踏みだす可能性も探りながら、「すごい会議」で前進します。
虎コーチ
八木さんがどこを目指すのか、目標を明確にした上でそこへのブレイクスルーを築いていくことが私のミッションなので、チーム編成が変わったとしても私のコミットは変わりません。私自身が目標達成のステップを体現しながら、この組織に一つでも多くの成長のきっかけを提供していきます。

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コーチは、どのような存在として貴社に価値を提供していますか。

八木
僕たちのパフォーマンスを最大化してくれる存在です。目標から逆算した達成への道筋のつくりかたや意思決定の手順、KPIの見つけかた、タイムマネジメントの方法など、事業と組織の発展に必要なことを基礎から教えてもらいました。 経営初心者の僕たちに対して、コーチとして厳しく導いてくれるシーンもあれば、年下の後輩に接するかのように近い距離感で接してくれるシーンもあり、虎コーチのメリハリあるコミュニケーションと人間性に魅力を感じています。 僕自身の未熟さを払拭していくために、今後は、経営者として至らない点を今以上に厳しくフィードバックしてほしいですね。僕自身が理解している未熟さもあれば、見えていないものもある。 世の中の成功している組織が、どんな方法で成長したのか。ケーススタディを含め、さまざまな視点を刺激に必ず成長します。

“仲間と変われる”組織コーチング。ビジョン実現を目指す

現在までの導入の満足度をお聞かせください。

八木
95%です。会議の方法や意見の出し方、問題解決のステップなど、自分たちに足りないものを学び、補えつつあることに満足しています。スタッフとのコミュニケーションや課題との向き合い方も変わり、「導入してよかった」と、自信を持って言えます。 特に、個人の成長に留まらず、組織コーチングで組織全体を変えられることが「すごい会議」の最大のポイントじゃないかな。まだまだ課題も伸びしろもある点で、マイナス5%です。

インタビュー風景の写真

今後のビジョンについてお聞かせください。

八木
創業10年で年商10億、利益率20%を目指します。そこへ向けて問題解決を進めながら、事業の成長と社員が幸せに働く環境を生みだしていきます。 また、個人的には会社で野球チームをつくり、理学療法士として選手をサポートするという理想もかなえたい。僕自身がクラブチームで野球をしていた経験から、野球をする子供たちのパフォーマンスを最大化させていきたいんです。 まずは、目標達成に向けて僕自身が成長するために「すごい会議」で進みます。

ありがとうございました。